震災にたたずむ女神

さゆ | 2018/5/23 03:16
写真登録: さゆ
宮城県 名取市 下増田南原
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東日本大震災 慰霊の碑
「震災にたたずむ女神」

 平成23年3月11日午後2時46分に発生した、太平洋三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の国内観測史上最大の大地震《東北地方太平洋沖地震》は、未曾有の大津波を伴って東日本一帯に甚大な被害をもたらしました。
 仙台空港とその周辺にいた1,695人の方々は、ターミナルビル3階に避難し一命をとりとめましたが、屋外では多くの尊い命が犠牲となりました。
 ターミナルビル1階に展示してあった彫刻「無言の花」(須佐尚康氏作・第69回河北美術展・河北賞)も津波の直撃を受け、高さ約2m・重さ300kgの石像は台座だけを残して流されてしまいました。
 1か月後、瓦礫の中から奇跡的に見つかった折れた頭部を、作者の須佐氏が手にしたとき、「痛々しく何かを訴えかけている」と感じたそうです。
 この作品の修復を作者に依頼したところ、震災で亡くなられた方々の慰霊と鎮魂の想いを込め、新たな命を吹き込みたいと快く承諾してくださいました。
 そして、忙しいスケジュールの中、震災2周年に間に合うように完成していただきました。
 この場所は、震災前に彫刻「無言の花」を展示してあったところです。
 ここに、震災と津波で犠牲になった方々の慰霊の碑として、須佐尚康氏作「震災にたたずむ女神」を展示いたします。

平成25年3月11日
仙台空港ビル株式会社