松月菴 供養碑(曹洞宗 西来院)

ゆひもぐ | 2018/12/5 22:15
写真登録: ゆひもぐ
左右宜斎(那珂通博)書
秋田県 秋田市 寺内神屋敷 11-6
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コメント (2)

garan
こんにちは
この碑は上部が欠けているようですね。碑文によると「芲冡=花塚」、花の異体字の「芲(茶の下が匕)」の下半分から残っているようです。塚も異体の「冢」とするところをあやまって「冡」と書いています。

芲冡
松月菴のぬしハ、柿花を好ミ、都あたりの旅寐せしも、千住松
亭の流にさかのほりぬ、其門に遊ふもの少からす、ミな尊みて、霜に
しほまぬ、松の葉の千代にと契りしか、嵐は花と、幻の世□去りし、
夏草しけき、あら野の露と変り行、三歳の秋も、いとはやに
巡り來て、猶そのおもかけ□忘られぬ、尤か□の人ことに、一瓶の花を
手向つヽ、この思ひのたヽにやまんも、本意ならてハ、一坏の土(?、以下剥落)
花塚となんとし、石を建て同志の涙を、さヽけ侍るや、(剥落)
     文化十年癸酉八月  左右宜齋老人書(剥落)

芭蕉を祖とする松月菴という俳人の三回忌の供養塔といったところでしょうか。松月菴はどなたかわかりませんでした。
ありがとうございます。
那珂通博は揮毫だけのようなので、
タイトルを「松月菴 供養碑」としておきます。